高次脳機能障害

ニュースでよく見る「高次脳機能障害」という言葉が気になって調べてみた。

脳がダメージを受けると体が麻痺したり、眼が見えなくなることがある。

これらは脳の基本的な機能がやられた結果といえる。

この種の障害は脳に検査ではっきりわかる損傷があることが多くてわかりやすいので、昔から損害と認められてきた。

ほかには失語と言って、言葉はわかるけど、何を言ってるのかわからなくなるもの。

それから失認といって、見たり聞いたりはできるけど、それが何なのか理解できなくなるもの。

失行は、手足は動くけど、目的にかなった行動が取れなくなるもの。

これらは脳のより高次の機能がやられたものといえる。

失語、失認、失行は以前から知られていたのだけれど、それ以外にもいろいろな障害が起きていることがわかってきた。

計画的行動ができない、感情の抑制ができない、人格が変わってしまったなど。

こういうものまでを含めて高次脳機能障害というらしい。

近年、交通事故損害として認められる高次脳機能障害の範囲が拡大され、それもあってこの言葉がよく使われるようになったみたいです。

高次脳障害は脳に損傷があることが前提で、脳に損傷がないのに似た症状が現れる時は「非器質性精神障害」という扱いになり、慰謝料もグンと下がる。

でも両者の境目はそんなにクリアじゃなくて、どっちなのかが裁判で激しく争われることも多いらしい。

運悪く、高次脳機能障害が疑われるような事態になったら、交通事故の慰謝料相場と増額する方法を徹底的に勉強したほうがよさそう。

もう普通の仕事につけないのに、慰謝料が何千万円も変わるということは、残りの一生の問題だから。

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